2017(H29)/4/1開園後の様子

すっ かり更新ができておりませんでした。

 

2年間の話し合いののち、今春開園し、半年ほど経ちましたので、開園してからの状況を載せておきます。 定員145人ですが、新規園のため初年度は3.4.5歳児の入園がほとんどなく今年は75名程度の在園です。ちょうど我々の思う「地域にふさわしい」規模 となっていますので、今のところ大きな問題は起きておりません。

交通

 

145人もの通園による交通量(主に自転車)の増大にむけて、地域全体で安全な通園ルート・危ない地点の洗い出しなどを行ってきましたが、結果的には園が 独自に定める通園ルートで通園することになっています。危ないと指摘してきた環八からの出入りに限定させていて、心配していた通り、残念ながら保護者運転 の自転車とバイクとの出会い頭事故が1件起きたと聞いています。環八出入り口には警備員を立たせてくれているので、これでも事故は最小限に抑えられているのでしょ う。


園ルールまたは地域ルールの見直しの話は進んでおりません。


開園前に園が約束してくれた「園外に駐輪場を設ける」は、開園前は物件が見つけられず実現できないと言われていましたが、開園後はなおざりになっています。


開園前に約束してくれた保護者対象の交通教室が1回開かれましたが、土曜日の午前保護者会ののちいったん解散後の午後開催でしたので、参加されたのはほんの数人でした。全員に安全に通園して欲しいという気持ちが感じられませんでした。


現在は0~2歳児が多いので、自転車より徒歩(抱っこ紐)やベビーカーの利用の方が多いようです。今後人数が倍になるにあたり、自転車の利用者が増大するので、引き続き見守っていきます。


園庭

 

2年前の初回の説明会から事業者が言っていた「屋上園庭は使わない」という前提(=最大定員にするため面積計算には入れたい)。
「屋 上園庭」をやっぱり使いたいとか、1㎞離れた「ぽかぽか広場」を「代替園庭」として申請している(しかも利用はお散歩でたまに使う程度)とか、「屋上園 庭」は実は園庭として申請していないとか、説明が二転三転し何を信じて良いかわからない状況でしたが、開園後数か月してから「屋上が設備上園庭として使え るとわかったので保育の場として日常的に使います」との説明を受けました。

実際、屋上を見せてもらうと、人工芝敷き、目隠し塀、簡易プールのための水道・ 排水口が用意してあり、設計段階から使うつもりだったことが分かりました。隣接の集合住宅は丸見えで、使うとわかっていたら設計段階からもっと改善を求め られたのに、と歯がゆく思いました。

急な話だったので、まずは今年の夏場のプールで利用について、事前に話し合い、午前だけにすることなどを決め、そのように運用してもらうことになりました。


屋 上に固定していない日除けテントが雨風強い日に置きっぱなしになっていたことがあったので、屋上を使う際は物が飛ぶなどの危険のないようお願いをしまし た。

 

職員

 

2年間何度も何度も時間をかけて話し合い、危険なところの情報、近くに住む皆さんからの要望・心配など、事業者にお伝えしてきましたが、現場で働かれてい る園長・保育士・職員たちに何も伝わっていませんでした。直接お話すれば、理解を示してくださいました。

新規園で開園数か月ですが、すでに何人か職員が辞 められたようです。
園長先生がお休みがち(事実上不在)のようです。新規保育園の要綱として、園長は5年続けるようにとなっているのに、少々不安です。

 


今年は75名程度ですので、交通その他問題は出てこないと思います。それでも、自転車とバイクの事故、自動車の路上駐車や道路の真ん中での立ち話などから ヒヤリハットと思う危ない事は起きています。3年後には今の倍の人数になるわけで、その時のことを考えて、近隣に住むものとして何ができるのか、今後も一 緒に対策を考えていきたいと思っています。