経緯

事業者は、近隣住民を直接対象とする説明会を昨年2-4月に3回開催して以来、この1年間は、「玉川田園調布一・二丁目地区まちづくり協定」に則って玉川田園調布住環境協議会が主催する「地域に相応しい保育園検討会」において、オブザーバーの立場で参加し、主体的な説明責任を果たしておりません。

これまでの検討会では、主に狭小視界不良な周辺道路事情を考慮して、交通安全対策に資する通園協定を求めてまいりました。

 

近隣住民は、大規模保育園がもたらす通園時の交通事故により、お子さんや近隣住民が事故の当事者になることを一番恐れています。今般、世田谷区より派遣された交通専門家(東京工業大学鈴木博士)の調査により、計画地周辺の交通事故の危険性が非常に高い事が実証されました。これを受けて、近隣住民は町会と協力しながら、交通事故を起こさないため為、今回の専門家提言に賛同し、交通安全対策に全面的に協力していく所存ですが、事業者からは、提案を受けて三カ月近く経った今も、交通専門家提言に基づく具体的実効性のある対策がありません。一方で、粛々と建築計画を推進し、なし崩し的に建築工事を始めています。このまま交通対策が未解決のまま強行されれば子供の命が危険に晒されてしまいます。