社会福祉法人ゆずの木が整備・運営事業者であるこの整備計画地は、第一種低層住居専用地域で、「玉川田園調布一・二丁目地区まちづくり協定」の対象地区に位置する低層住宅地域です。
世田谷区の斡旋により事業者が高額な土地関連費用(概算6億円)をあらかじめ購入し、その土地を使って保育園を建てようという事業者提案型の整備計画です。その土地取得金を返済するため、法規上可能な最大定員で補助金を得なければ成り立たない整備計画になっています。その為、敷地に対し最大の建物が建てられるよう、陽当りの悪い北向き園舎となり、地域事情に配慮した柔軟な定員設定も不可能な整備計画になっています。
当初より、事業者から屋上園庭を原則利用しない説明があったにもかかわらず、定員の必要面積として屋上が加算されています。第一種低層住居専用地域内に於ける私立認可保育園として屋上遊戯施設を設けるのは稀有な、世田谷区最大規模定員161名(修正後145名)の整備計画です。
2017/9/29
開園後の状況を追加しました。
開園後半年ほど経ちましたので、今の状況を追加しました。